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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

新宿厚生年金会館で観劇。

この日は千秋楽ということで、

客席にはコスプレした熱狂的なお客さんの姿もチラホラ。

ビジュアル系バンドのコンサートのよおだ。。。

実際舞台の幕が開くと、

私たちもまるでロックコンサートの聴衆としてライブに参加しているような感じで

舞台が進行していく。

主人公のヘドウィグ(♂)は、ロックと西側の豊かな生活に憧れて、

ベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツからアメリカへ亡命してきた。

で、「アングリー・インチ」は彼が亡命する前に恋人の米兵(♂)と結婚する為、

性転換手術を受けるんだけど、なんと失敗して「アングリー・インチ(怒りの1インチ)」

が股間に残ってしまったのです。

アメリカに亡命した一年後、彼氏とは破局。

ベビーシッターのアルバイトで生計を立てながら、

ロックバンドの活動を地道に続けているときに、

ようやく捜し求めていた自分の分身、「カタワレ」トミーと出会う。

ところが、音楽の手ほどきをしてあげた最愛のトミーも、

ヘドウィグの元を去っていってしまうんですね~。

ありがちだけど、さんざんな展開。

男×女カップルの話だったらもっとドロドロする話も、

山本耕史演じるヘドウィグの語り口はコミカルで、

お客さんも彼女(彼?)の身の上話に引き込まれながら、

随所でどっと笑いがおきる。

山本耕史のおねえっぷりはアッパレで楽しいし、

お客さんに協力させて「子供は見てはいけません」的な、

公共電波には乗せられない舞台ならではの自由な表現で笑わせてくれたり。

圧巻は最後、ヘドウィグとトミーがいつのまにか入れ替わるシーン。

トミーが去っていったエピソードを語るうち、

ヘドウィグは耐え切れなくなって金髪ロングヘアーのカツラをむしり取り、

その場に崩れ落ちる。

そして場面はいつのまにか現在ロックスターとして成功している、

トミーのライブステージへ。

さっきまでヘドウィグだった山本耕史が、トミーとして歌う。

かつての恩人で初恋の人・ヘドウィグに捧げる歌を。。。

ここで、私はようやく、離れ離れになっていた二人は

実はいまだに深い所で繋がったお互いの「カタワレ」だったんだなぁ。。。と気付く。

でも、この時にはすでにヘドウィグには傍で献身的に支えてくれるパートナーがいるから、

正確には「カタワレ」だったことのある相手になるのか??

ヘドウィグ自身も「愛は永遠じゃないわ」っと劇中で言っているし。

この舞台を見たほかのお客さんはどんな風に解釈をしたのか、

とても興味がある。

終演後、物販で物語のキーポイントになった『クマちゃんのグミ』を探し求めたけれど、

残念ながら商品化されていない様子。

商品化されたら、可愛くて絶対売れると思うんだけどなぁ。

時間があったので途中花園神社に参拝。

この日は偶然にも唐十郎サンの劇団が、境内にテント張って

とっても濃そうなお芝居をやっていました。

興味津々だったけど、とにかく喉が渇いたので、

新しくオープンした手羽先「山ちゃん」新宿5丁目店で乾杯~

余韻を残しつつも楽しい舞台でありました。

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